こんにちは、アツシです。
僕は過去に痔瘻になって日帰りの手術を受けました。
痔瘻の手術はいくつかありますが、僕が行ったのは瘻管だけをくり抜く「くりぬき方」といった方法でした。
僕が手術した方法だと、患部にカーゼを入れるのですが、コレが結構痛いんですよね。
そこで、痔瘻の手術後に行うガーゼ交換について書いていきます。
これから、痔瘻の日帰り手術をやる人、すでに日帰り手術を行って毎日通院するように医者に言われた人にお伝えしようと思います。
ちなみにですが、これから話す内容は今から7年前(2013年)の話なので、現在の手術方法と違う可能性があるのであしからず。
また、僕が通った病院と他の病院では違う事があるので、あくまでも参考程度で読んで頂きたいです。
痔瘻の手術後のガーゼの役割
僕の手術は日帰り手術でしたので、手術はあっという間の出来事でした。
痛かったのか?と言われると痛かったです。
というより、麻酔が凄く痛かったです。
肝心の手術中の痛みは麻酔の力で痛くなかったです。(くり抜いているのか、押し込んでいるのかわかりませんが、グイグイッと衝撃は凄かったです。)
そして手術中の時は分かりませんでしたが、手術が終わってしばらく休んでから医者から衝撃な一言が告げられました。
医者「手術したところには、長さが大体1メートルぐらいのガーゼが入っているからね(笑)」
と、笑いながら伝えられました。
この時は意味が分かりませんでしたね。
自分の肛門の脇にガーゼが押し込まれているのが本当に意味が分かりませんでした。
そして、これから毎日通院してガーゼを交換するとの事・・・
とりあえず、冷静になって医者にガーゼの意味を聞きました。
ガーゼを入れる意味は、「痔瘻のトンネルにいる膿を吸い上げる必要があるから、ガーゼを入れるのだそうです。」
なんでも膿を取り除かないで皮膚が盛り上がる(手術した所が塞がる)と、痔瘻が再発するみたいです。
そうなるとまた、手術です。
うーん、奥が深いですな・・・
再発する時は膿が皮膚を突き破るのですから、恐怖ですね。
毎日通院してガーゼを交換
毎日ガーゼを交換しないと膿が溜まったまま皮膚が再生してしまうので、再び痔瘻になってしまう恐れがあります。
なので、毎日新しいガーゼに交換して膿を吸わせないといけません。
もし、毎日通うのがキツイ人は医者に相談しましょう。
違う手術をするかもしれません。(入院もあります。)
ガーゼの交換は地獄の苦しみ
まだ、手術だけの苦しみだけだったら我慢はできます。
ですが、これからが本番だったのです。
それは、毎日のガーゼの交換です。
想像してみて下さい。
毎日手術した場所(傷口)の中にある古いガーゼを引っこ抜いて、また新しいガーゼを入れる事を・・・
あっ!言い忘れました。
もちろん麻酔は無しです( ;∀;)
そして、期間は人それぞれですが、大体3カ月です。
逃げたくなりますよね?
本当に嫌でした。
でも、行くしかないです。
僕はちゃんと毎日毎日完治するまで通いましたよ(´;ω;`)
本当に痛かったです。マジで痛かったです。悶絶してました。
麻酔なしなので痛すぎて、気絶する程でした。(いや、マジで・・・)
しかし、通うのを止めたらまた振り出しなので、根性で通いました。
ガーゼの交換は地獄の苦しみでしたけど、ほかの日常では痛みがあったかと言うと、大してありませんでした。
痔瘻の術後の痛み
僕は車で通院していますが、特に痛みはありませんでした。
といってもドーナツ型の痔の座布団が無いと座れませんので、一概にも痛くない訳ではありません。
さすがに直に座ると痛い・・・というよりズシンとする痛さ(アザを押したときの痛み?)みたいな痛さです。
なので、患部が当たらないような座り方をしないといけません。
ちなみに、歩く時も僕は痛くはありませんでした。
トイレではとても慎重
誰でもそうですが、初めての大はとても緊張しました。
だって、手術したすぐそばの穴ですからね。(笑)
物凄く勇気がいりました。
結果はというと、痛くなかったです。\(^_^)/
そして、第二の関門、拭きの作業です。
僕のトイレはウォシュレットだったので、とりあえず一番弱めに設定してやりました。
ちなみに、僕は「おしり」より「ビデ」がオススメです。(何となくです。)
と、ここで注意点です。
忘れてはいけませんが、手術したところにはガーゼが入っていて、医者に行ったら抜く事になります。
抜くにはガーゼを引っ張らなくてはならないので、チョットだけガーゼが出ています。
という事は,トイレットペーパーで拭くとガーゼが引っ張られる可能性があるのです。
はい!僕はやらかしました(笑)
初日、ガーゼを引っ張ってしまいましたorz
30㎝ぐらい出てしまいまして、汚い話、ガーゼの先がトイレの中に入っています。
もう本当に最悪でした・・
とりあえず、目の前の机には患部に当てるガーゼ(傷口を塞ぐ方の)のテープを切るハサミがあったので、飛び出ているガーゼを切って身動きが取れるようにしました。
そして、どうすれば良いのかわからないので医者に電話して聞きました。
医者「大丈夫1,2日位ガーゼが抜けていても問題無いよ、だから残りのガーゼも抜いちゃっていいよ。衛生面的に良くないから。」
ん?残りのガーゼも抜け?
言われた通りに抜きましたよ。(痛かったです。)
もし手術をしたら、初日の大の時は気を付けて下さい(笑)
お風呂の場合
僕の場合は1カ月間は禁止でした。
基本、医者のGOサイン待ちです。
風呂はダメでしたが、シャワーは患部に直接当てなかったらOKと言われました。
ですがシャワーも1週間ぐらいは禁止されていました。
といっても、1週間は僕も怖くて入りたくなかったです。
手術後の必需品
手術後の必需品を紹介します。
・ナプキン
ナプキンは絶対必要です。
使い方は、直にナプキンをするのではなく、あくまでも幹部を抑えているガーゼ(中のではないです)の保護的な目的です。
患部はガーゼで押さえてテープで固定されています。
さらに上からナプキンで動かないように抑えます。
このナプキンがあるか無いかで全く違うので、絶対に持ってましょう。
・ドーナツ型布団
普通にしていれば痛くは無いですが、さすがに直に座る時は重い痛みが襲います。
なのでドーナツ型の座布団も絶対に必要です。
・ガーゼと医療用テープ
移動中に抑えているガーゼとナプキンが取れる事があるので、新しい物も持ち歩いた方が良いです。
特にテープはよく取れちゃうので、必需品です。
手術から1カ月すれば慣れる
なんでもそうですが、1カ月すれば自分流のスタイルが確立できて慣れてきます。(トイレの時の構え方、ナプキンの装着の仕方、テープの止め方など)
また、チョットだけですがガーゼの出し入れも慣れてきます。(といっても体の構え方が身に付きます(笑))
初めは通院するのはとても面倒ですが、なんとしても痔瘻を攻略するには毎日(最悪2日に1回)通院して、ガーゼの出し入れ地獄の苦しみを味わいましょう(笑)
まとめ
僕がやった痔瘻の手術後は、ガーゼの交換が一番つらいです。
ガーゼの交換は膿を体内から出すための必要手段なので、手術後は毎日通院して新しいガーゼに交換しなければなりません。
ガーゼの交換は痛みが伴いますが、そこは楽しい未来を想像して耐え抜くしかありません。
この記事では日帰り手術の事を書いています。
痔瘻の手術には他にも種類があるので、専門の医者に相談してから手術を決めるようにして下さい。
当記事は、あくまでも僕の体験した話なので、全てが僕の事に当てはまるとは限りません。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。